酸素欠乏・硫化水素危険作業等特別教育

福岡労働局長登録教習機関

酸欠硫化水素作業特別教育

酸素欠乏・硫化水素危険作業等特別教育について

酸素欠乏・硫化水素危険作業等特別教育とは、酸欠(酸素欠乏症)や硫化水素中毒に陥らないための作業資格です。

酸素欠乏症(酸欠)や硫化水素中毒は、一度発生すれば死亡災害となりかねないもであり、タンク、マンホール、ピット、槽、井戸、たて坑内部などの作業では、この酸欠や硫化水素中毒が発生するおそれがあり非常に危険な作業といえます。このため、酸素欠乏危険作業に従事する労働者に対し、事業者は、安全衛生のための特別教育を行うことが法令で義務付けられています(労働安全衛生法第59条第3項、労働安全衛生規則第36条第26号)。

当協会(安衛協)では、酸素欠乏・硫化水素危険作業等特別教育に次のコースを設けて開催しています。
① 通常講習:酸素欠乏・硫化水素危険作業等特別教育規程に基づき、免除科目無しで受講するコース(受講料:11,900円
合併講習酸素欠乏・硫化水素危険作業等特別教育規程と有機溶剤業務従事者衛生教育を一緒に修了するコース(受講料:21,900円
③ 酸欠のみ:酸素欠乏症のみ単独で受講するコース(受講料:9,900円
出張講習6名以上の受講者で会社に出向く講習(技能講習は福岡県内、その他は全国で実施)
助成金活用講習建設労働者の受講料免除講習(通常講習の助成金額:16,650円
※二日市教習室では、昼食時に無料の弁当配給があります。

皆さんの要件に合ったコースで受講されてください。

職員一同心よりお待ちしております!

コースと受講要件

修了できる教習名 講習日数 講習時間 受講料(税込み)
酸素欠乏・硫化水素危険作業特別教育
(第二種:酸素欠乏・硫化水素)
1日間 5.5時間 11,900円
酸素欠乏危険作業特別教育
(第一種:酸素欠乏のみ)
1日間 5.5時間 9,900円

主な対象機械・作業

第1種酸素欠乏危険作業(換気不良な閉鎖的な空間等で気中酸素濃度が18%未満になりうる可能性のある空間での作業)
第2種酸素欠乏危険作業(酸素欠乏と同様の危険場所に加えて硫化水素の発生が伴う空間での作業)

よくあるご質問

Q:硫化水素を扱う作業は行わない為、酸素欠乏のみの資格を取得したいのですが、可能ですか?

可能です。硫化水素を扱わない旨をお申込みの際にお伝え頂ければ「酸素欠乏危険作業従事者特別教育」として受講頂けます。
但し、酸素欠乏と硫化水素の講習内容を完全に切り離して講習を行うことが難しいこと、講習は硫化水素を扱われる方も一緒に受講する形である為、
当協会での講習は「酸素欠乏・硫化水素危険作業特別教育」を受講頂いています。但し、酸素欠乏のみの方は受講料をお安くさせて頂いておりますので、
ご了承頂ければと思います。

Q:業務でマンホール内の状況確認等をする場合は「特別教育」を所持している者だけで、作業して大丈夫なのでしょうか?
それとも主任者が現場にいる必要がありますか?

A:法令により、「酸素欠乏危険作業」や「硫化水素発生のおそれのある作業」で一定の条件を満たすと、作業主任者の選任が義務付けられます。

・酸素欠乏症等防止規則 第5条より:酸素濃度が18%未満になるおそれのある場所(例:マンホール、ピット、タンクなど)
・酸素欠乏症等防止規則 第6条より:硫化水素が発生するおそれのある場所(例:し尿処理場、下水施設、温泉施設など)

事業者は労働者に上記に該当する場所で作業させる場合、資格のある者(作業主任者技能講習を修了した者)の中から作業主任者を選任し、
その者に作業方法の決定や濃度測定など一定の業務を行わせなければなりません。
※たとえ測定の結果問題なくても、その場所での作業が終了するまで作業主任者がいなければなりません。

関連する講習

有機溶剤業務衛生教育

低圧電気取扱者特別教育

アーク溶接特別教育

振動工具取扱作業衛生教育

講習日程

講習名 R7
4月 5月 6月 7月
酸素欠乏危険作業等 特別教育 10㈭ 27㈮
8月 9月 10月 11月
2㈫
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